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　掲示板やショッピングカートなどで、一度入力した名前などの情報が次の利用時に自動的に入力（表示）されることがあります。
　これらを実現するにあたり、ほとんどのサイトでは「Cookie（クッキー）」と呼ばれる技術が使用されています。当サイトでもコレクション情報の保存などに Cookie を使用しています。

　この Cookie は、ホームページ側（Ｗｅｂサーバー側）が閲覧者のブラウザーに指示を出し、サイト閲覧者（クライアント側）のパソコンに入力した情報などを保存させ、次回サイトに訪問した際、その情報を参照して表示させられるというものです。

　こんな便利な Cookie ですが、実はメモ帳などで簡単に中味を見られるテキストファイルなのです。

　試しに Cookie の中を見てみましょう。
　Internet Explorer での例をあげると、次の操作で Cookie を参照することができます。
　「ツール」→「インターネットオプション」→「全般」→インターネット一時ファイルの「設定」→「ファイルの表示」でファイルの一覧を表示し、「Cookie:ユーザー名@サイトURL」というファイルが Cookie です。

　当サイトで発行した Cookie は「Cookie:ユーザー名@softcollection.org/」というファイルです。
　ダブルクリックすると Cookie の中を参照することができます。
　当サイトにおける Cookie の利用用途は「このサイトについて」を参照して下さい。

　どうですか？ 簡単に参照できるでしょう！？

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　ところで、この Cookie（クッキー）、ユーザーＩＤやパスワードなど重要な情報が保存されることも多いはず。
　それらの情報はパソコン利用者以外の第三者に見られてしまうことはないのでしょうか？

　答えは、「基本的にはありません。」
　「基本的」とは、サイト閲覧者（クライアント側）のパソコンに情報が保存されるとはいえ、次のようなケースでは奪取されることが考えられるからです。

CASE.1
前述したとおり、Cookie 自体はメモ帳などで簡単に見られるテキストファイルです。
第三者がパソコンの前で操作をすれば、容易に盗み見することができてしまいます。

※サイトの作りによりますが、ユーザーＩＤやパスワードなど重要なデータの場合、通常暗号化して保存されており、盗み見されても大丈夫な仕組みになっています。

CASE.2
自分のパソコンが知らないうちに、クラッカー（悪意のある人）により、リモート操作できてしまう状態になってしまっている場合。CASE.1 と同様に盗み見することができてしまいます。

※ターゲットを絞って外部からリモート操作できる環境を構築するには、そうそう容易な事ではないので、このような場合は大抵身近にいる人が犯人の可能性が高いのではないでしょうか！？

CASE.3
Cookie はサイト閲覧者側に保存されますが、当然のことながら Cookie を保存したサイト側からは参照することができます。
サイト管理者が悪意を持った人物である場合、情報を悪用されることも考えられます。

補足：サイト運営者側が住所や氏名などの個人情報を管理する場合、一般的には会員登録制とするなど、情報の保存には Cookie を利用せず、サーバー側のデータベースに保存して安全性を確保しています。

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　Cookie はサイトそれぞれ様々な用途で利用されています。
　例えばこんな用途に利用されている場合もあります。

SCENE.1
サイト閲覧の度に Cookie の閲覧数をカウントアップし、リピーターの状況や閲覧回数などを統計することができます。

SCENE.2
サイト内のリンクでクリックされた情報をカウントし、何の情報に興味があるのかを収集し、サイトの閲覧者ごとに興味を引く広告を表示させることができます。

　Cookie を利用すると、今まで気づきもしなかった上記のようなことが実現できてしまうのです。

※このＴｏｐｉｃｓは、上記の様な利用用途などを否定するものではありません。
サイトを閲覧するにあたり、サイト閲覧者がそのような事が可能だということの認識を深め、気づかないうちに不利益や不快な思いをしない様案内するものです。

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